これもADHDの特性?私を支えてきた「文字読み多動」という力
私はSNSでいろいろな人の意見を読むのが好きです。そこには本音もあれば建前もある。知識もあれば偽情報もある。混沌としていて、思考多動の私にとっては、まるで宝探しのような場所なんですよね。
そんな私が最近「え、これもADHDの特性だったの?」と驚いたことがあります。
授業中に“別のページ”ばかり読んでいた理由
学生時代、私は授業で指定されたページを見ていませんでした。
- 国語なら物語の先のページ
- 社会なら資料集の好きな歴史の部分
- 理科なら図鑑のような解説ページ
先生が「ここを見て」と言っているのに、私はまったく違う場所を読んでいる。当時は「ただのクセ」だと思っていました。
でも最近知ったんです。これ、“文字読み多動”という特性の一つらしい。
専門家によると、文字を読むこと自体が刺激になり、必要な情報より「面白い情報」に意識が流れてしまう傾向があるそうです。
……思い当たる節しかない(笑)
頭に入らないのは“能力の問題”じゃなかった
文字読み多動の厄介なところは、読んでいるのに頭に入ってこないこと。
私もまさにそれで、資格の勉強をするときは本を読むより、実際に問題を解きながら覚えるほうが圧倒的に効率がいいタイプです。
思考の多動があるので、考えること自体は得意。でも読む情報が多すぎると、脳内で勝手に別の連想が始まってしまうんですよね。
「この言葉、あの本にも出てきたな」
「そういえばSNSで似た話を見た」
「この仕組みって、別の分野にも応用できるのでは」
……と、思考が勝手に旅に出る。
ADHDだからこそ“常識に縛られない思考”ができる
ADHDには「常識に縛られない」という特性があります。もちろんルールは守ります。でも、
- “普通はこうするよね”
- “みんなこう言うよね”
という枠に、思考がはまらない。
そのおかげで、私はアイディアがいくらでも湧いてきます。
ひとつの事柄を、
- いろいろな視点から分析して
- 仮説を立てて
- 実際に形にして
- 他の人と話し合って
- 改良していく
このプロセスが大好きで、しかも得意なんです。
これは欠点ではなく、完全に“特性”なんだと最近ようやく腑に落ちました。
特性を知ると、生きやすさが変わる
ADHDの特性は、知らないと「困りごと」になります。でも、知ってしまえば「強み」に変わる。
- SNSの混沌を楽しめる
- 情報の海から宝物を見つけられる
- 常識に縛られない発想ができる
- 多角的に分析して形にするのが得意
これらは全部、私の“生き方の武器”なんだと思っています。

